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『アルプスの少女ハイジ』の名言から、結果が出なくてもあきらめず努力を続けられる秘訣が分かる

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『アルプスの少女ハイジ』の名言

神様はね。わたしたちが考えるよりも、ずっといいことを考えてくださっているのですよ。

『アルプスの少女ハイジ』から変えられる行動

一生懸命頑張っていても成果が出なくてあきらめようと思っている人が

  • もう少しだけ頑張ってみようかと思うようになる
  • 今は成果が出なくても気にしなくなる
  • あきらめるのはもったいないと分かる

『アルプスの少女ハイジ』のあらすじ

両親を亡くした少女ハイジはデーテおばさんに連れられて、アルプスの山奥に1人きりで住んでいるおじいさんの家へやって来ました。

 

偏屈で人嫌いのおじいさんでしたが、置いて行かれたハイジを見捨てることもできず一人で育てることにしました。

 

ハイジはアルプスの山も自然も、何もかもが珍しくてたまりません。

おじいさんとの山小屋の生活もハイジはすぐに大好きになりました。

山小屋

ヤギ飼いのペーター一家ともハイジは仲良くなり、特にペーターのおばあさんはいつもハイジに会いたがるようになりました。

 

ところが、この3年後にハイジはフランクフルトの大金持ちの家に行くことになってしまうのです。

 

ハイジが行くことになった大金持ちのゼーゼマンさんの家には体が弱く足が不自由で、一人で立つこともできないクララという少女がいました。

家からも出ることのできないクララに友達をつくるためにハイジは呼ばれたのです。

 

 

天真爛漫なハイジを見て、クララはすぐにハイジを気に入り仲良くなります。

執事のロッテンマイヤーさんにはハイジの行動は目に余るもので追い出そうとしますが、ゼーゼマンさんやクララの願いもあってハイジは追い出されずにすみました。

 

 

 

ところがしばらくすると、ハイジはアルプスの山の生活がとても懐かしくなりホームシックから夢遊病になって倒れてしまいます。

これ以上フランクフルトにいては危険だということで、ハイジはアルプスの山に帰らされることになりました。

 

ハイジがいなくっておじいさんはますます偏屈になっていましたが、ハイジとの再会を心から喜びます。

ピーター一家もまたハイジに会えてとても幸せでした。

 

 

 

夏になってハイジのことを忘れられないクララはアルプスの山に遊びにやってきます。

そして、夏の間療養することになったクララはアルプスの大自然とヤギたちと触れ合うことで、弱い体が強くなっていきました。

 

と同時に心も強くなっていき、自力で立つことができるようになったのです。

それから少しずつ歩く練習を始め、夏の終わりにクララを迎えに来たゼーゼマンさんは歩けるようになったクララを見て驚きます。

 

ゼーゼマン一家、ペーター一家、ハイジとおじいさんでこの幸せを喜んで、この物語は幕を閉じました。

名言の状況

フランクフルトのゼーゼマンさんの家に来てハイジは楽しい時間を過ごしていました。

クララとおしゃべりをしたり、字を覚えて本が読めるようになったり、クララのおばあさんに裁縫を教わったりと山ではできない経験をたくさんすることができました。

 

 

しかし、クララのおばあさんはハイジが心から楽しんでいるようには思えませんでした。

なぜなら、ハイジのキラキラした目が前ほど輝きを失っていたからです。

 

 

実はこの時ハイジはアルプスの山を思い出してホームシックになっていました。

山にいるおじいさんやペーター一家をとても懐かしがっていて、思い出すたびに悲しい気持ちになっていたのです。

だからハイジはいつも神様に「悲しいことがなくなりますように」とお祈りをしていたのです。

 

でも最近お祈りをしなくなってしまいました。

なぜなら、いくらお祈りをしてもこの悲しい気持ちがなくならないからです。

 

「神さまにお祈りする人が多すぎるのよ。いくらお祈りしても何も変わらないんじゃもうしない」

 

 

そこでクララのおばあさんはハイジにこの名言を与えてくれました。

名言の本質

一生懸命頑張っていても、結果や成果がなかなか出ないことはよくあることではないでしょうか。

そして、結局あきらめてやめてしまう人もいるのではないでしょうか。

 

この名言はそういう人たちのためにあるのです。

 

 

ハイジはいくらお祈りをしても今の状況が変わらないから、もうお祈りをするのをやめてしまいました。

 

でも、ハイジの願いが叶うのは今ではなかったんですね。

 

神さまが今願いを叶えてくれないのは、もう少し後にした方がハイジのためになるからなんです。

 

そして、そのことに気がつかずにお祈りをやめてしまったら、いくら神さまでもハイジのことを忘れてしまうでしょう。

 

ハイジはこれを聞いてまたお祈りを始めました。

 

それからしばらくしてハイジは山に戻ることができました。

おじいさんもペーターもとても喜んでくれてました。

そして何よりペーターのおばあさんが前から欲しがっていた焼き立てパンをあげることができ、字を覚えたことで本を読んであげることもできました。

ねえおじいさん、あたしはいっしょうけんめいお祈りしてたの。だけど、それを神さまがすぐきいてくださってたら、こんなにすてきなことにはならなかったんだわ。おばあさんには、ちょっぴりしかパンをあげられなかったわ。歌の本も、読んであげられなかったわ。神さまは、あたしなんかが考えるより、ずっといいことを考えてくださっているのね。

 

 

今結果が出ないからと、今の努力を全てあきらめてしまっては、そのうち出るはずの結果まで無駄にしてしまうでしょう。

行動の応用

一生懸命努力しているのに成果や結果が出ない人でも、あきらめないで続けてみましょう

 

やめてしまっては、クララのおばあさんの言うように神様に忘れられてしまいます。

 

今、結果が出なくても努力し続けていれば必ず結果が出るものです。

 

その結果は今すぐ叶うよりもう少し後で叶った方が喜びも大きいし、あなたのためになると神様が教えてくれているのですよ。

『アルプスの少女ハイジ』の他の名言

『アルプスの少女ハイジ』の他の名言

じつにいいところだ。山の上は。身も心もよみがえる。生きていることが、また楽しくなる。

フランクフルトで病気になったハイジの看病をしてくれたお医者さんのクラッセン先生がアルプスまで遊びに来てくれました。

クラッセン先生も私生活で辛いことがたくさんあって生きることに疲れていました。

 

その時に、アルプスの山が先生を元気づけてくれました。

 

『アルプスの少女ハイジ』の他の名言

いつも人の助けを受けるだけでなく、自分も人も助けられるようになりたい、とクララはこのときはげしく願いました。

クララはアルプスの山でヤギの雪ちゃんと一緒にいます。

クララが手渡しで渡す葉っぱを雪ちゃんは食べてくれました。

 

雪ちゃんの「あなただけが頼りです」と言っているような目を見ているうちに、クララの周りの景色がまるで変ったように見えました。

そして、自分も人を喜ばせたいという思いが湧いてきて、クララは勇気を出して立つことに挑戦するようになりました。

『アルプスの少女ハイジ』の他の名言

神さまがわたしたちにいいことをしてくださったら、ほかにもこまっている人たちがいることを、わたしたちはちゃんと思いだすようにしなくてはね。

クララが歩けるようになり、ゼーゼマンさんもクララのおばあさんもとても幸せでした。

そのお礼にゼーゼマンさんはハイジとおじいさんに何かしたいと願い出ますが、おじいさんの望みは「自分に何かあった時にはハイジの面倒を見てほしい」

ということだけでした。

そして、ハイジの望みは「ペーターのおばあさんが快適に寝られるようにフランクフルトで使っていたベッドとあったかい毛布をあげてほしい」ということでした。

 

自分たちが幸せになれたのなら、これ以上は望まずにその幸せを他の困っている人に分けてあげる。

幸せの連鎖反応ですね!

 

【この名言についてはこちらのブログにも書いています】