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『透明人間のくつ下』の名言を応用すれば、やってほしいことを禁止することでやってもらえるようになる!

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『透明人間のくつ下』の名言

“絶対に払い戻しはしません。どんなことがあっても。
きいてもムダ、考えてもムダ。考えてみようと考えるのもムダ。”

『透明人間のくつ下』から変えられる行動

 

やってもらいたいことがあるけど直に言いにくい人が

  • うまくコントロールできる方法を身につける
  • 相手が率先してやってくれるようになるにできる
  • 大人でも子どもでもうまく操縦できるようになる

『透明人間のくつ下』のあらすじ

イギリスのとある街にひっそりと建っている「リトル・ホラー博物館」

この博物館には世にも珍しいものばかり展示してあります。

博物館

チャールストン・ロード小学校の子供達がバス遠足でリトル・ホラー博物館を訪れます。

博物館の中に入ると壁のあらゆるところに「展示物に触るな!」の注意書きが貼ってあり、館主のミセス・アバクロンビーにも「絶対に触るな。何があっても責任はとれない」と念を押されます。

そしてここに飾っているものといえば・・・・

  • 毒殺者のペン
  • デッドマンの靴
  • 吸血鬼の牙
  • オオカミ男の毛
  • 透明人間のくつ下
  • ミイラ男の包帯下
  • 首絞め男の手袋

・・・・・・

 

飾ってある展示物はどう見てもガラクタにしか見えません。

「透明人間のくつ下」の展示スペースにいたっては、何も置いてありません。

 

いくら「触るな!」と言われていてもこんな胡散臭い展示物に子どもたちが興味を引かない訳はありません。

それは子どもたちだけでなく3名の引率の先生たちも同じでした。

触るな!

1人の子どもが"何もない"透明人間の靴下を触ろうと手を伸ばします。

あああああ~!本当だったんだ!ここにあるんだよ。ほら。ぼくがつかんでる。もってるんだ。ほら、ここに、この手で

 

それを聞いた他の子どもたちと先生たちは一瞬静まりますが、それを皮切りに他の展示物を触りまくり始めます。

もちろん触ったなんてミセス・アバクロンビーには内緒ですまし顔で博物館を出るのですが、帰りのバスでどうもみんなの様子がおかしくなってくるのです。

 

次の日、学校では

  • 友達の首を絞めたがったり、
  • オオカミ男に変身してしまったり、
  • すごい血を吸いたくなったり、
  • 体が透明になっていったり。

 

これはまずいと意外にのんきに構えている当事者たちも、事態が深刻になっていきどうすればいいか相談し合います。

 

そして、みんなでとある場所に向かいます。

名言の状況

リトル・ホラー博物館の入り口に貼ってある張り紙です。

 

絶対に払い戻しはしません。どんなことがあっても。

きいてもムダ、考えてもムダ。

考えてみようと考えるのもムダ。

 

一回館内に入ったら、何があっても払い戻しはしません。

その理由は一切お答えしません。

 

その理由を考えても無駄なので、考えないでください。

 

考えようと考えてみても無駄なので挑戦しないでください。

名言の本質

子どもって禁止されるほどやりたくなるものですよね。

「ダメ!」って言われると、かえって好奇心が溢れて手が伸びてしまう・・・

危険注意

でも、その好奇心が、結局大変な事態を招くことも・・・

 

その典型的な「禁止されたことをやってしまった悲惨な結果」の例がこの本です。

 

 

子どもというものは一回いたずらが見つかって注意されてもまずやめることはありません。

そして、結局後で大変な目にあって怒られてから、「やっぱりやめておけば良かった」と反省して大人になっていくものですね。

お尻ぺんぺん

その繰り返しで子どもは成長していくんだと思います。

 

 

でも・・・・たまーーーーに大人でも子どもみたいに禁止されているのに好奇心に負けてしまう人もいませんか?

この本に出てくる引率の先生たちみたいに。

塀を乗り越える男

行動への応用

「禁止されてること」ってどうしてやりたくなってくるんでしょうか。

 

思うにそれは「なぜそれが禁止されているか」が分からないからではないでしょうか。

 

  • その理由について考えるな。
  • とにかく禁止されているんだから。
  • 余計なことを考えるな

と言われると却って好奇心や想像力、行動力が大きくなってきませんか?

 

そこで応用です。

やってほしいことをあえて禁止させることで興味をひかせましょう。

禁止マーク

 

子どもに限らず家事をしない彼氏や旦那さんにも「絶対お皿洗いやったらダメだからね!」なんて言っておけばきっとやってくれます!

責任はもちませんが・・・

 

禁止されると子どもは好奇心のみですが、大人は空気を読んで「これってやれってことだよな?」と感じたりしませんか?」

 

空気を読む会話

 

なので、大人にはどんどんフリをきかせていきましょう!