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「はれときどきぶた」を読んで、平凡な生き方から刺激的な明日を迎えられる発想力を身につける

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『はれときどきぶた』の名言

”あしたの日記”だなんて、われながらいい思いつきだ

『はれときどきぶた』から変えられる行動

毎日平凡に生きていると感じている人が

  • 刺激的な日を送れる方法が分かる
  • 斬新な発想力を身につけられる
  • 言葉の力を実感できる

『はれときどきぶた』のあらすじ

ぼくの名前は畠山則安。3年3組。

あだ名は「十円やす」。

 

ぼくは小学2年生の頃から毎日、日記をつけている。これがぼくの自慢だ。

今では日記を書かないと眠れないくらいになってしまった。

 

 

先生に日記を見せていたんだけど、「日記は人に見せるものではないから、先生にも見せなくていいわ。その代わり、本当のことを書きなさい。」って言ってくれた。

だからぼくは、いいことばかりではなく、失敗したこと、間違ったことを恥ずかしいけどちゃんと書いている。

 

でも、母さんがぼくの日記を勝手に読んでいるのを見てしまって、恥ずかしかったし頭にきた。

 

 

こうなったら、母さんをびっくりさせるようなことを書いてやれ、とぼくは思ったけど嘘を書くわけにいかない。

 

 

 

そうだ、”あしたの日記”を書こう。

 

 

何しろ明日のことなんだから、まだ嘘ときまったわけじゃないし。

 

でも、ぼくが書いたことが次の日になると本当になるんだよなあ・・・

 

トイレにへびがいるし、お父さんは鉛筆の天ぷらを美味しそうに食べるし、金魚が空を飛んだっていうし。

 

こうなったら絶対起こらないことを書いてやれ。

「きょうの天気ははじめははれていましたが、ごごからぶたがふりました」

 

そうしたら次の日に、天気予報でも新聞でも今日の天気は「はれときどきぶた」なんて言ってるから、空を見たら空一面のぶたがぶうぶう鳴いていた。

今にもぶたが降ってきそうだ。

 

ぼくは怖くなって、日記を消した。

そうしたら、ぶたが全部消えた。

 

もうこりごり。

もう明日の日記なんか書くもんか。

名言の状況

母さんが勝手にぼくの日記を読むなら、ぼくだって考えがあるぞ。

 

母さんがびっくりするような日記を書いてやれ。

でも、せっかく今まで本当のことしか書いてなかったから、嘘を書くわけにもいかないな。

 

そうだ、”あしたの日記”を書こう。

明日は”明日”なんだから、嘘かどうかなんて分かんないぞ。

これはいい思いつきだ。

ぼくは案外頭いいのかもしれないなあ。

名言の本質

ぼくは日記にばかなことばっかり書いてしまったんだろうか。

 

でも、大人をびっくりさせるくらいのばかなことを考えるのはとても難しいんだ。

 

大人だって今までなかった新しいものが売っていたり、考えたこともなかったことを言われたらびっくりするだろう。

 

ぼくは今のうちから大人をびっくりさせることを考えながら、大きくなりたいんだ。

 

 

大人になったら学校で先生は何も教えてくれないから、子どものうちからたくさんばかなことを考える勉強をしなくちゃいけないんだ。

行動への応用

君もぼくと同じように”あしたの日記”を書いてみよう。

 

何を書いたっていいんだ。それは嘘じゃないんだから。

 

むしろ、書かないと明日は何も起きないんじゃないかな。

何か起こることを期待してたって、何も起きないし何も変わらない。

 

それだったら、君が明日を変えちゃおう。

 

 

 

大人の人が言ってたけど、言葉って書いたり口にしたりするとその通りになるんだって。

コトダマっていうらしい。

 

どうせ書くんなら、たくさんの大人がびっくりするようなことを書いた方が面白いよね。

だったら誰も考えないばかなことをいっぱい考えないと。

 

「はっそう力」って言うらしいんだ。

 

ばかなことを考え続けると、それが本当になるんだって。

 

だから、空からぶたが降ってきそうになったのかなあ・・

『はれときどきぶた』の他の名言

『はれときどきぶた』の他の名言

字のまちがいなら、消しゴムで消せるけど、その日にあったことは、消しゴムじゃ消せないでしょう。

担任の和子先生はこう言ってた。けど、できればその日にあったことも頭から消したいことあるよ。

『はれときどきぶた』の他の名言

ごまかさないで、自分をみつめるということなの

その日にあったことを思い出して書くってことは、ぼくが今日したいたずらとか悪いことも書かないといけないのかな。

思い出すと恥ずかしいし、ごめんなさいって思うけど、それが自分をみつめるってことなのかなあ。

『はれときどきぶた』の他の名言

できることなら、母さんの頭の中もゴシゴシ消してやりたいよ。

母さんが僕の日記を勝手に読んだから、ぼくの書いた恥ずかしいことも知られてしまった。

そこの記憶を消す消しゴムってどこに行けば売ってるんだろ。