イヤなきぶんってたとえるとしたら どんなかんじかな。「とつぜんのどしゃぶり」みたいなものかしら。だってじぶんではどうしようもないもの
人間関係でストレスがたまってはけ口がないという人が
- 心のよりどころを見つけることができる
- ストレスをポジティブに考えることができる
- 人間関係も良くなる
『ころべばいいのに』のあらすじ
わたしには嫌いな人が何人かいる。
嫌いな人にされた嫌なことを思い出してる時間がもったいない!
どんどん「嫌な気分」になっちゃうし。
そんな「嫌な気分」を楽しいことで気を紛らわそうとするけど、何をやってもダメな時はダメ。
「嫌な気分」って体中にまとわりつくから、楽しいことがどんどん見えなくなっちゃうのかな。
でも一つくらい残ってても、色々楽しいことはできるはずよね。
「嫌な気分」にさせる嫌な人って、もしかしたらちょっとしたことで仲良くなれるかもしれないし、お互い嫌いって思い込んでるだけかもしれない。
でも、何をしてもどう思ってもうまくいかない関係の人がいる。
そういう人ってもしかしたら、なにかに操られてるんじゃないかな?
その「なにか」って、人を嫌な気分にさせたらお金が儲かるとか。
だからがんばって「嫌いな人」を操って、わたしに向けているんだ!
そんなやつ許せない!
あいつがどうすればひどい目にあうか考えよう!
あいつの弱点は面白いことや楽しい気持ち!
たくさん考えて、嫌な気分を吹っ飛ばそう!
名言の状況
主人公の女の子は、嫌いな人にされた「嫌な気分」というものをどう表していいか分かりません。
例えるなら・・・と考えたのが「突然の土砂降りの雨」でした。
名言の本質
「嫌な気分」と「突然の土砂降りの雨」は関係ないようですが、抜群の例えだと思います。
- 自分ではコントロールできない(雨も嫌な人も突然やってくる)
- (心も体も)冷えちゃってぐしゃぐしゃになる
そんな不意打ちから逃げるには”避難できる隠れ家”が必要ですね。
わたししか しらない わたしだけの かくれがを いつかきっと、ちゃんと つくろう。
これは心が避難できる場所とでもいうのでしょうか。
そこにいれば濡れないし冷えないし楽しいし落ち着くし、雨が止むまでいればいいし。
何かとストレスの多い現代社会で生き抜くために“心の隠れ家”は必要ですね。
行動への応用
突然ストレスの雨が降ってきたらどうしますか?
走って避難しようとしても、平原が続くばかりで空一面黒い雲のザーザー降りです。
そんなとき、「心の隠れ場」があればいつどこでも雨から非難できます。
では「心の隠れ家」とはなんでしょうか?
それはきっと「あなたを支えてくれているもの」ではないでしょうか。
家族だったり趣味だったり恋人だったりペットだったり・・・
簡単に言えば「この雨が上がったら〇〇が待ってるぞ~~」と思えるもの。
『転べばいいのに』にあるように、雨はいつかは止むもの。
そして、ちょっとくらいの小ぶりだったら避難せずにそのまま濡れてみてもいいかも。
その方が“雨を浴びる楽しさ”が見つかるかもしれないし?
『ころべばいいのに』の他の名言
そういえば、なんでもないことや だれかのひとことで きゅうに きもちが もとにもどる ってことも、 あるわよね。
嫌な気分の時でも、日常のふとしたことや誰かの一言でニュートラルな気分に戻ることありませんか?
嫌な気分の時ほど、日常のちょっとしたことに目を向けてみる余裕があるといいですね。
アイツを きらうパワーを つかって、 おもしろいことを たーーーーくさん かんがえるんだ!
“アイツ”とは、嫌いな人を操って嫌な気持ちにさせるあいつです。
アイツは人の喜ぶのが一番嫌いなので、嫌な気分でも頑張って楽しいことを探すんです。
きっと このさき、おとなになっても きらいなひとは いるかもしれない。 でも、いたっていいわよね
大人にだって嫌いな人はもちろんいます。
もしかしたら、交友関係が広がる分、子どもより多いかもしれません。
でも、嫌いな人や合わない人はいたっていいんです。
全員に好かれようたって無理無理!
そういう人に会ったらどうすればいいか考えられるのが大人なんです。
話し合うのか、無視するのか、愛想笑いでごまかすのか、逃げるのか。
どれも間違いではありません。
子どものうちからどうすればいいか考えてみてください。